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大事にしたい母・父・祖父母の記念日10

大事にしたい母・父・祖父母の記念日10

2024年4月30日 記事更新

監修 大井麻希/Oyaima編集長・福祉用具専門相談員


日頃ご無沙汰をしている実家。

「もう年だし、ちゃんと元気にしているかな…?」と気になった時は、記念日などをきっかけに連絡をしたり、訪問するとスムーズです。


親や祖父母の方も、連絡や訪問の目的がわかるので安心。

「急に連絡をくれるなんて、何かあったのかな…」などと、気に病む必要がなくなります。


訪問時にパートナーや家族も誘いやすくなり、楽しい記念となり楽しく過ごすことできます。


それぞれの記念日の予備知識を得て、その日にふさわしい、ちょっとしたプレゼントを持っていたり、送ったりしてもいいですね。

プレゼントは、遠距離暮らす家族の良いコミュニケーションツールになってくれます


 

<目次>

 

母の日


5月の第2日曜日が「母の日」になって100年ほど。

その由来は諸説ありますが、「アメリカ・ウェストヴァージニア州で、アンナ・ジャービスという女性が亡き母を追悼するため、 1908年5月10日にフィラデルフィアの教会で赤いカーネーションを配ったのが始まり」という話が有力です。


ウェストヴァージニア州の知事が5月第2日曜日を母の日にすると宣言し、やがてアメリカ全土に広まっていきました。

カーネーションだけでなく、華やかなプレゼントをお母様に差し上げて感謝の気持ちを示したいですね。


 

<母の日におすすめのプレゼント>

 



父の日


父の日は、ソノラ・スマート・ドットというアメリカ人女性が、軍人の父への感謝を示したいと考え、「母の日もあるのだから、父の日も作ってほしい」と1909年に牧師教会へ嘆願して生まれたものと言われています。

はじめて父の日の式典が開催されたのは、1910年6月19日だそうで、その後6月の第3日曜になったそうです。

衣類や室内履きなど、いつも使ってもらえるものを贈るのもよいですね。


 

<父の日におすすめのプレゼント>

 



誕生日


毎年の誕生日は大事にしたいもの。年をとると、誕生日のお祝いは忘れがちですが、親が生まれたから自分がいるのです。

親がいなければ自分は今、ここに存在していません。

あたりまえだけれど忘れがちな、そんな思いをぜひ言葉に出し、また新しい年齢を迎えられたことをお祝いしましょう。


誕生日に会えなかったとしても、電話やメッセージで「おめでとう」と伝えるだけでも、親はうれしいものです。

プレゼントなどは、後日会うときに渡してもよいでしょうし、遠方に住んでいるなら、送付するのもよいですね。

何をプレゼントしたらいいかわからない時は、あらかじめ、「誕生日には何がほしい?」と聞いてしまってもよいでしょう。

特に答えがなければ、好きな食べ物や気に入りそうな小物などを選んでも。

ぜひ、プレゼントだけでなく、メッセージカードや言葉を添えて渡しましょう。


60歳を過ぎてご長寿になると、還暦、古希、米寿など、節目ごとに特別な長寿祝いのタイミングが訪れます。

長寿祝いは家族・親戚が一同集まって、一緒にお祝いすることが多い一大イベント。

知らないうちに、特別な年が過ぎてしまわないよう、チェックしておきましょう。


 

<誕生日におすすめのプレゼント>

 



敬老の日


人生の大先輩を敬う記念日はかつては9月15日に決められていましたが、現在は「祝日法改正」で、9月の第3月曜日と決められました。

この日は、自治会や介護施設などでもお祝いをされることが多いでしょう。

また、老人福祉法では「老人の日」が毎年9月15日に定められ、15日から21日までは「老人週間」とされています。


プレゼントを贈るなら、これからも健康に過ごしてもらえるように健康グッズなどはおすすめ。

今のシニアは身体も心も若々しい方が多いですから、より若々しく見える洋服やグッズも喜ばれそうです。


 

<敬老の日におすすめのプレゼント>

 



結婚記念日


「結婚記念日」は、文字通り、ふたりの結婚を祝う大切な日。もしご両親が健在なら、ぜひお祝いしたいものです。

結婚記念日がいつか知らない場合は、まず両親に確認しましょう。

もしかしたら、両親も詳しい日にちは、忘れているかもしれません。

それなら、「5月」など、漠然としていてもいいのではないでしょうか。


「おめでとう」の言葉とともに、ふたりにまつわるプレゼントを差し上げましょう。

ペアのグッズなども、「今更恥ずかしい!」などと言いながらもうれしいのではないでしょうか。

おふたりの写真を撮影するのも、お忘れなく。


夫婦の歴史が長くなると、節目ごとに特別な記念日を祝います。 25年目の結婚記念日は銀婚式、50年目は金婚式と言われますが、他にもルビー婚式、サファイア婚式、ダイヤモンド婚式など、特別なタイミングがあります。

毎年でなくても、このような特別な節目の年には、ぜひお祝いしてはいかがでしょうか。



<周年ごとの特別な結婚記念日一覧>

25周年

銀婚式

30周年

真珠婚式

35周年

珊瑚婚式

40周年

ルビー婚式

45周年

サファイア婚式

50周年

金婚式

55周年

エメラルド婚式

60周年

ダイヤモンド婚式

65周年

碧玉婚式

70周年

プラチナ婚式


 

<結婚記念日におすすめのプレゼント>

 


いい夫婦の日


芸能人の仲のいい夫婦が表彰されるなど、マスコミでも取り上げられる「いい夫婦の日」。

11月22日がこれにあたります。

1988年に財団法人余暇開発センター(現・財団法人日本生産性本部)が、夫婦で余暇を楽しむゆとりあるライフスタイルを提案して生まれました。

結婚するふたりが、婚姻届けを出す日を、この日にすることでも知られます。


ご両親が健在なら、ふたりをお祝いする日にしてもいいですね。

この日は、企業などの協賛も含めたたくさんのイベントが開催されます。

いい夫婦にちなんだ川柳のコンテストなどもあるので、ご家族で考えて応募するのもいいでしょう。

ふたりそろって仲のいい写真を撮り、子ども世代が写真立てをプレゼントして飾るのもステキですね。




家族の日


内閣府では少子化対策の一環として、平成19年度から、11月の第3日曜日を「家族の日」とし、さらに、その前後1週間を「家族の週間」と定め、この期間を中心として、生命を次代に伝え育んでいくことや、子育てを支える家族と地域の大切さが国民一人ひとりに再認識されるよう呼びかけてきました。


この日を中心に、家族についてのコンテストや、家族をテーマにした映画上映など、さまざまなイベントがあるので、親御さんも誘って、仲良く楽しむのもいいですね。

家族全員がおそろいのプレゼントをする、家族の名前を刻んだ記念品を用意するなど、改めて家族のよさを見直す記念日として利用してはいかがでしょうか。




退院祝い・快気祝い・快気内祝い


年齢を重ねると、病気やケガから、体力を落としたり、入院したりすることがあります。

そんなときは心配ですが、それだけに、病気やケガから回復したり、病院から退院したらぜひ、お祝いをしましょう。

まだ体力が十全ではないという場合には、医師のアドバイスも聞きながら、無理のないお祝いをするのがいいですね。

でも、元気であれば、おいしい食事を用意し、記念になるものをプレゼントしてもよいでしょう。

気持ちが明るくなるような色のグッズなどもおすすめです。


 

<退院祝いにおすすめのプレゼント>

 


命日


命日は、故人が亡くなった年月日のことです。

年に一度の命日のほか、ひにちが同じである月命日が年間12回あります。

この日は、主に遺族や故人の関係者が集まって故人のことを思い出したり、語り合って弔ったりしてすごします。

お墓参りに行く方も多いでしょう。


お年を召した方にとってみれば、命日のお墓参りはぜひともしたい外出。

施設などに入居していても、もしお元気であれば、親御さんの両親や配偶者の命日には外出の申し出をし、一緒にお墓参りに行くのも親孝行になります。


お花を用意してお参りするほか、故人が好きだったお菓子などを買って、親族で食べながら思いで話をするひとときも、親御さんにとっては貴重な時間でしょう。




親にとっての特別な日


誕生日や結婚記念日などとは別に、それぞれの方には、特別に大事な日があるのではないでしょうか。

たとえば、「はじめて今の家に引っ越してきた日」「お父様が定年退職した日」「大病をし、通院したが、最後に医師に『完全に治りました』といわれた日」など。


そんなその方の特別な日を、子ども世代は共感していっしょに祝えるといいですね。

特別な日のお祝いの言葉とともに、その頃にお気に入りだったものなどもいっしょに添えて差し上げるとよいですね。


 

この記事の監修者  大井麻希

シニアギフトサイトoyaima監修者プロフィール
福祉用具専門相談員、「Oyaima」編集長。
2013年よりシニア・介護情報サイトの編集長として、高齢者・ご家族・介護施設・専門家などを数多く取材。2020年にシニアの方へのギフト選びサイト「Oyaima」を開設。
自身も80代の両親を持ち、年配の方の日々の暮らしが豊かになる、介護予防になるプレゼント選びを実践しています! → Oyaimaについて
 

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