高齢になると起こる心身の変化。親の心身の状態を理解しよう

親の心身の状態を理解

目次
1.頑固になるのは必死に自分を守っているから
2.ストレス耐性が低下。変化に弱く気分も落ち気味に
3.目や耳の機能が衰えることは、想像以上にダメージ
4.心身の機能低下がうつ病に結びつくことも
5.おでかけや他者との交流が元気を保つ秘訣

年を取ると、心や身体に変化が起こります。それは避けることができません。
しかし、まだその年齢を経験していない子供世代にはイメージがつきにくいでしょう。
親の気持ちを理解するために、よくある変化を知っておきましょう。

頑固になるのは必死に自分を守っているから

昔は穏やかでおおらかな人だったのに、なんだか最近怒りっぽくなり、頑固になった。
自信にあふれて明るい人だったのに、年を取ったらくよくよして泣いたりする……。
高齢になってから、親御さんの変化に気づくこと、ありませんか? 
若かったころのイメージと少しずつ変わってきて、それに驚いたりがっかりしたりするのが、子ども世代でしょう。

人は年を取ると、身体的な面だけでなく、心理的にもさまざまな変化が現れます。
たとえば、高齢者は一般的に、年齢を重ねるとともに頑固になり、保守的傾向が強くなります。
また、人に対して厳しくなり、疑いの感情を抱きやすくなるといわれています。

ご自身の親御さんのこうした変化に、「ちょっとおかしいんじゃないか」と心配になっているのなら、病気かどうかのチェックは必要ですが、多くの場合は、加齢に伴いよくあることだと思えばよいでしょう。

高齢者のこのような変化は、精神状態や身体の状態、社会的生活の変化などがからまり、生じて来ると言われています。
子ども世代から見ると、「まったく親父のやつ、いくら言っても理解しない!」となりますが、よくよく親御さんの状況を考えてみましょう。
親御さんの立場になると、どうしてそうなるかがわかってくるでしょう。

保守的傾向が強くなるのは、だんだん新しいことが覚えにくくなり、新しいことを取り入れるより、過去に学んだことを遂行するほうがやりやすい、ということにも関係します。

若い頃より適応力が落ちているから、新しいことをするとどうしても失敗しやすい。
でも、失敗して周囲から「やれやれ」なんて思われたくない。
だいたい、新しいことに魅力を感じない。昔の曲や昔の車のほうが自分にはカッコよく思える! 

そう思わないと、自分の立ち位置さえぐらついてきそうです。
自信のなさを自ら打ち消さないと、衰えてきた自分を受け入れにくい。
だから無意識のうちに頑固になっているのかもしれません。
もし自分が年をとって同じ立場になったら…と想像すると、少し気持ちが理解できるのではないでしょうか。


ストレス耐性が低下するから、変化に弱く気分も落ち気味に

一方、若い頃は頑張り屋さんだったお母様が、子どもの目の前でもめそめそ泣いたり、「私なんていてもしょうがないと思っているんでしょう?」などと自分を卑下したり。
これもまた、子ども世代にとっては、「どうしちゃったの…」となるでしょう。
しかし、これも、加齢による生体機能の低下と関係しているようです。

年を取ると、心身の予備力が少なくなって、ストレス耐性が低下するのです。
子どもが巣立って高齢になればストレスもないのだろうと思うのは大間違いで、老年期だからこそのストレスはたくさんあります。
自分が衰えていることを、家族や隣人などに批判されたり中傷されたり。
身体の動きが悪いことで、疲れやすく、長続きしないことにも、自分自身、いやになるのです。

それに、年齢を経ると、配偶者や大切な友人を亡くすことがあり、その喪失感は大きなストレスになります。
同時に、自身の死に対する不安も高まります。
病気やケガをするたびに、「あとどれくらい生きられるのだろう」と考えてしまう。
それらが大きなストレスとなり、ストレス耐性が低下した高齢者を傷めつけるのです。

高齢者がうつになりやすいのも、理解できるでしょう。
一度ダメージを受けると回復が遅いので、本人のつらさも増します。
めそめそして自分を卑下すると、その後そういう自分に対してさらにストレスを感じるなど、堂々巡りになることもあります。


目や耳の機能が衰えることは想像以上にダメージ

さて、心の変化の次に、年齢とともに、身体能力が低下するは想像がつくでしょう。
心臓や血管に支障が出てくる、肺の機能が低下して肺炎になりやすくなる、骨折しやすくなる……。
これらは命に関わるような病気やケガにつながるので、子ども世代も、気を付けて親の身体の様子を見ていると思います。

しかし、目が悪くなった、耳の聞こえが悪くなった、というような、子ども世代にとってはそれほど心配の種にはならないと思っている低下が、高齢者を憂鬱にさせていることもあると想像できますか?

65歳以上の人の3割に、聴力障害があると言われます。
「補聴器をつければ一見落着」と思うかもしれませんが、そうでもありません。
補聴器はごく小さいタイプのものが出てきて目立たなくなりましたが、つけても聞きにくい場合もあるようです。
また、耳鳴りがする人も多く、「聴く」ことに不自由を感じている人は多いようです。

聴力が悪いと、雑踏の中で目の前にいる人が何を言っているのか、音が混同してわかりにくくなるとよく聞きます。
そんな中、一生懸命に耳を傾けるのは疲れますし、耳を傾けても聞こえず、聞こえているふりをするのも、ストレスになるでしょう。
車が接近しているのに堂々と歩いて交通事故に遭う人もいます。

また、高齢になると視力が悪くなることは知っているでしょうか?
  だいたい40〜50歳くらいで視力低下が始まり、80歳で視力1・0の人は1割くらいしかいないそうです。
目が悪くなると転倒リスクが高くなり、車の運転なども若い頃のようにはいきません。
さらに、角膜が厚くなって光が散乱しやすくなり、色のコントラストがつきにくくなるなど、見え方が変わってきます。


心身の機能低下がうつ病に結びつくことも

身体機能が落ちるのを感じると、人は憂鬱になります。
目や耳が悪くなることで、疲れることも多くなり、「自分ももう年だ」と自覚してがっかりします。
身体機能の低下が気持ちの落ち込みにもつながります。そしてうつ病になってしまう人もいます。

このように、高齢者の心身機能の低下は、うつ病にも関係してきます。
高齢者のうつ病有病率は、比較的軽度なものも含めると、およそ15%であると言われています。
高齢化が進む中で、この割合は年々上昇していくでしょう。 高齢者のうつは、様々な要因が複雑に絡み合っていることが多いのです。
それだけに、簡単に治らないことも多いでしょう。
子ども世代は、親御さんの心がざわついていると思ったら、怒鳴ったり、不当に小言を多くしたりせず、やさしい言葉をかけましょう。


おでかけや他者との交流が元気を保つ秘訣

では、高齢者の心身の機能低下を軽減する手立てはないのでしょうか?
そんなことはありません。親御さんと面会するのなら、ぜひ親御さんが行きたいと思っているような外の場所に出てみましょう。
気分が変わり、晴れやかな笑顔が見られるかもしれません。

他者との交流もまた、刺激になり精神機能低下の防止に一役買います。
高齢になったら、どんどん外に出て、さまざまなことに出会うよう仕向けてあげましょう。
家族が関わり、励ますことで、親御さんは若々しく、いきいきと過ごすきっかけをつかめるでしょう。

以下のページもご参考に〜親の元気暮らしを支援する方法

親の状態をさりげなく知る方法…離れていても、親との会話の中で健康状態を把握する重要なチェックポイント11。

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家族で季節イベントを楽しもう…イベントに向け準備をする楽しみは、親の毎日にハリを与えてくれる。

実家の片付けや掃除を一緒にやろう…子ども世代はどう対処したらいいのか。無理のない片付けや掃除のヒント。

親の介護予防にプレゼントやメッセージを

親が元気にイキイキと暮らせることは、そのまま介護の期間を減らすことにつながります。

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