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元気なうちに親孝行!父親・母親と家族で季節イベントを楽しもう

  • 執筆者の写真: 麻希 大井
    麻希 大井
  • 2020年10月30日
  • 読了時間: 7分

更新日:2月13日

元気なうちに親孝行!父親・母親と家族で季節イベントを楽しもう

子どものころは季節ごとにお花見や夏祭り、紅葉狩りなどを楽しんだのではないでしょうか。

大人になると忙しくて、実家の家族とこうしたイベントもなかなかしなくなってしまいます。

でも、親が年齢を重ねたら、昔を思い出して一緒に楽しんではいかがでしょうか。


特に遠距離で暮らしていると、普段はなかなか顔を出せません。

介護が始まるとお出かけも困難になります。


元気なうちに、一緒に行動して、楽しい思い出を家族で作るのは素晴らしい親孝行。

イベント当日はもちろん、イベントに向け準備をする楽しみやその後の思い出も、親の毎日にハリを与えてくれます。


そして、来年もまた行きたい!という思いが、健康に長生きする目標にもなります。

そして、親だけでなく子ども世代もほのぼのと懐かしい気持ちになれそうです。

<目次>


【お花見】 花の色の服や雑貨でイベントを盛り上げて。翌年また使う楽しみにも


季節のイベントの筆頭といえばお花見。

年齢を重ねてこそ、子どもたちと一緒に行くお花見は格別に楽しいのではないでしょうか。

桜は、ほんの短期間だけ咲く花。

それだけに時期を逃さず愛でたくなります。


また、近年ではゴールデンウィークのころに見ごろな藤の花、6月のあじさい、9月の曼殊沙華を見に行くことも、シニアの方々には人気です。


お花見に行くとなれば、新しいものを身に付けて、春気分を楽しんでもらいましょう。

たとえば桜の季節なら、桜色の洋服や風呂敷、雑貨などをプレゼントすると気分が盛り上がりそう。


お花見のときに使うタンブラーや水筒、お弁当を入れる手提げ袋やバスケットなども贈り物によさそうです。

翌年もまたこれを使ってお花見に行きたいという楽しみ、目標ができると健康維持の意識も高まります。


有名店のお弁当を調達して、普段は味わえない味をみんなで楽しむのもいいですね。

家族との写真や花の写真をたくさん撮影したら、写真立てとともに後日贈るのも、きっと喜ばれるでしょう。




【夏祭り】 久しぶりの和装グッズはいかが?気分が盛り上げりそう


夏は、その土地ごとにお祭りが催され、夜を彩ります。

夜店や盆踊り、花火大会などにも、出かけて楽しみたいですね。


夏祭りは、豊作を祈る、あるいはご先祖様をお迎えするための盆を象徴するお祭りということが多いでしょう。

神社やお寺で行われることも多いため、浴衣姿で訪れるのもまた、風情があります。

父親・母親にも久しぶりに浴衣姿になってもらい、浴衣に似合うバッグや風呂敷やタオル類などをそろえてあげると喜ばれそうです。


ただ、年齢を重ねるごとに夏の暑さが身にこたえるようになりますから、外出は無理せずに。

早めに帰宅して、ゆっくりと休めるよう、家の中も整えましょう。


暑い時期に使うタオル類、涼しい寝具などをプレゼントしてもいいのではないでしょうか。

親御さんにお中元として何か贈るのもよい習慣となるでしょう。

【お盆・お彼岸】 年を取るほど、大切さが身に染みる


お盆は、故人や先祖の霊が、年に一度、家に帰ってくる日。

正式には盂蘭盆会(うらぼんえ)といいます。

東京では7月13日から7月16日、その他の地方では8月13日から8月16日に行われ、8月のお盆のことを旧盆、あるいは月遅れのお盆といいます。

お盆の前日には、故人や先祖の霊を迎える準備をします。


一方、お彼岸とは、仏教で「向こう岸に渡る」という意味です。

迷いの多いこの世の中から、川の向こうの悟りの世界に渡るために行いを慎むの日です。春分の日と秋分の日を中日(ちゅうにち)とし、これを合わせた7日間をいいます。

お盆もお彼岸もお墓参りに行くのが慣習。


若いうちは、死やお墓、というものが身近な存在でないことが多いため、あまりその重要性には気づきません。

しかし高齢になると、近親者や友人・知人が実際に亡くなり、お墓に入るようになります。

そしてお盆やお彼岸も、とても身近で重要な存在となってきます。


高齢の親御さんなら、もし介護施設や病院などにいたとしても、「先祖のお墓参りに行きたい」と言う気持ちは強いでしょう。

お元気でお墓が近いのであれば、外出許可をもらい、お墓参りを家族いっしょにするのも親孝行なのではないでしょうか。


お彼岸には、ご先祖様にお供えするお花やお菓子を用意するものですが、一緒に行けるなら親御さんに買わせないよう、子ども世代が用意するといいですね。

お線香や関連グッズも、ふさわしいものを贈って差し上げると喜ばれそうです。


お彼岸にはぼたもちやおはぎ、お盆には精進料理を食べるものですが、こうしたものをのせて映える食器類を用意するのも、この時期ならではです。




【紅葉狩り】 目に鮮やかな紅葉を思い出に


夏の暑さもなく、寒さもまだ本格的でない秋は、年配の方にとっても過ごしやすい季節です。

家族旅行にもふさわしい時期なので、日ごろは遠く離れていても、気軽な旅行にお連れするのもよい親孝行になります。


日帰りや1泊旅行で、紅葉を見に行くのもいいですね。

鮮やかな景色を愛でて、秋を存分に楽しみたいものです。


小さな旅にふさわしいバッグ類やポーチ、帽子、衣類などを贈り、旅の思い出をさらに盛り上げてもよいですね。

肩の凝らないやわらかな衣類や軽いバッグが旅にピッタリです。

寒くなったときに安心なように、ストールや軽いジャケットを贈るのも喜ばれそうです。

【クリスマス】 孫もいっしょに過ごし、プレゼントを贈りあう


キリストの降誕祭であるクリスマスは、今や冬の一大イベント。

クリスチャンの方なら家族とミサに行く大事な一日ですが、そうでなくても、この日は特別な日です。

チキンやケーキなどの晩餐を、家族と楽しみましょう。


クリスマスの朝にサンタさんにプレゼントをもらうのは孫たちとして、親御さんには子ども世代がプレゼントを贈りましょう。

年に一度の行事ですから、ご本人に「何が欲しい?」と聞いて、欲しいものをプレゼントするのがよいでしょう。

特にない、と言われることも多いでしょうから、そんなときは、いつもは買わないような少し上質なものを差し上げるのもよいと思います。


女性なら、衣類、やわらかな寝具、上質な化粧ポーチ、ブラシなど、おしゃれに関連するようなものを贈ると、笑顔が見られそうです。

男性には、肩にかけて気軽に持てるバッグや帽子、あたたかなソックスなど。

いつまでも若々しく過ごしていただけるようなものを、贈りましょう。




【正月】 年神様を迎えるために新しい衣類を用意


なんとなく過ごしている正月には、たくさんの古来のいわれがあります。


正月は「めでたい」もの。

それは、正月には1年の豊作や幸いをもたらす神さまである「年神(としがみ)さま」がいらっしゃるからなのです。

門松を立てるのは、年神さまに家に来てもらうためで、悪しき神が入ってこないように、しめ縄を張るのだと言います。

鏡餅は、年神さまへのお供えだそうです。


また、旧暦の時代は、だれもが「元日に1歳年を取る」と考えました。

昔は疫病などで早く亡くなる人も多かったので、今年も1歳年を取った、ということは、無事に長生きできたということの喜びでもあります。


年神様を迎えるにあたり、昔から正月には新しい服や下着をそろえて準備する習慣がありました。

親御さんの世代では、ご自身も習慣にしている方がいるかもしれません。


だから、新しい上質な下着や靴下、洋服をプレゼントするとよいですね。

年が変わるので、古くなったタオルや座布団、寝具なども新調したいもの。

こうした贈り物も喜ばれるのではないでしょうか。

お年賀としておいしいお菓子や海苔、お茶、正月に食べるかに缶などの詰め合わせを贈ることも考えましょう。


帰省して、持参したおいしい食品をみんなで食べる時間も尊いもの。

少し奮発して上質なものを選んではいかがでしょうか。




   母親・父親の介護予防にプレゼントやメッセージを


親が長く元気に暮らせて健康寿命が延びると、家族が介護をする期間も減ります。

そのためには、楽しみや張り合いのある生活が重要です。


親にとって、子供や孫とのコミュニケーションは大きな楽しみ。

単調になりがちな日々の刺激にもなります。

誕生日や、母の日・父の日にプレゼントを贈ったり、日頃の感謝をまめに言葉にして伝えることは、介護予防の観点からもおすすめです。


Oyaimaでは、年配の方向けのプレゼントの選び方やおすすめ商品をご紹介しています。

親や祖父母を気遣うあなたのその気持ちを、ぜひ、ギフトという形で届けてみませんか。



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